2024年のパリオリンピックに向けてパリ市内は工事だらけ。
数年前からエコ化のために車線の一部が自転車専用に変わったことに加えて、あらゆるところで古い道路を整備し直しているため、渋滞に文句を言うパリ市民はたくさんいます。

とはいえ、エッフェル塔、セーヌ川、グランパレなどパリ市全体も会場となって開催される予定のオリンピック。
できるかぎり既存の建築物を使って構成する、サステイナブルな大会がどんな形になるのかとても楽しみです。

中心地シャトレ駅近くには、公式グッズのお店もできていました。
マスコットは、フランス人には、「自由と愛国心の象徴」として知られるフリジアという赤い三角形の帽子が元になっています。
ドラクロアのフランス革命の絵で、民衆の先頭に立つマリアンヌがかぶっているのがフリジア帽です。
オリンピックとパラリンピック二人のフリージュたちが、絵画から飛び出して走り出し、革命を起こす！というテーマの動画も公開されているので、ご興味のある方はぜひご覧になってみてください。

Text:Seiko itoh