Vol.17
先日友人が連れて行ってくれたカフェがとてもユニークですてきだったのでご紹介します。
「Cafe Joyeux」はパリ市内に3店舗、フランスの主要都市やリスボン、ブリュッセルなどに計11店舗展開しているコーヒーショップ。
サービス、レジ、キッチンなど全ての分野で、ダウン症や自閉症などのハンディキャップを持った人が働いています。
オーナー夫妻は、障がいを持つ人たちがしばしば、社会の目に触れにくい場所で仕事をしていること、障がいのない人と比べて正規雇用されにくく、失業率も高いことを知り、このようなカフェを思いついたそうです。
コンセプトを知らなければ、他のカフェと何も変わらないのですが、オーダーした時にレゴのブロックがひとつ渡され、同じ色のブロックを目印に商品を運ぶことができるような工夫がされていました。
パリの中でもオペラ地区やシャンゼリゼなど、都市の中心地に店舗を次々増やしているそうで、日本にも進出する日が来るかもしれませんね。
Text:Seiko itoh