kids-foodictionary

[ vol. 14 ] Jul 25.2024

子連れ外食&旅行に
持っていきたいアイテム

本格的な夏となり、毎日「暑い…」の言葉しかでない日が続いていますね。子どもたちが夏休みに突入し、旅行やお出かけ計画を進めている方も多いのではないでしょうか?今回は子どもと一緒に外食するときに心がけたいことと、いつも私がお出かけ先や旅先の食事のシーンで活用しているアイテムをご紹介します。

子連れ外食&旅行に持っていきたいアイテム

外食は悩みがいっぱい…
学びもいっぱい!

子ども(特に乳幼児!)を連れてレストランなどで外食するとき、食べられるものはあるだろうか?あっても食べてくれるだろうか?じっと座っていられるだろうか?騒いでほかのお客さんに迷惑をかけないだろうか?遊び食べしないだろうか?着ていった洋服を汚してしまわないだろうか?・・・・・と悩みが頭の中をぐるぐるかけめぐり、行くことすらためらってしまうかもしれません。外食の悩みや珍エピソードを話しはじめたら何時間でも語れてしまいますが(苦笑)外食にも学びの要素はたくさんあります。レストランで食事をすると社会性やマナーを身につけることができますし、非日常を味わったり、家庭とは違う料理を知り新しい味を体験することができたり…それに、パパやママは「食事づくり免除」という特権もあるので(笑)わが家は、子どもたちの“経験”と母がラクする意味も含め、時々外食をしています。子どもたちは好きなものを食べられると大喜び!食べたいものを存分に、野菜も食べなくたってOK!がマイルール。ただし、レストランで提供される料理は味付けが濃かったり、脂分が多くなりがちなので、そこはちょっとだけ気をつけるようにしましょう。まず、大人がひと口味見することをお忘れなく!

子連れ外食&旅行に持っていきたいアイテム

外食するときに心がけたいこと

ソースや塩は別添えでオーダー

子どもたちの大好物のフライドポテトは塩なしで、ハンバーグなどのソースは別の器に分けて提供してもらうか取り除くなど、塩分のとり過ぎに注意を。

揚げ物の油はペーパーで拭き取る

子どもが取り出しやすい場所に収納しておきましょう。パパやママとおそろいのデザインにすると気分もアップ!

味の濃い料理は薄める

スープやみそ汁には水を足したり、ドリアには白米を加えて味を薄めれば、大人の料理から取り分けもできます。

お出かけ&旅行に必携!
子連れ外食の7つ道具

子連れのお出かけや旅行は荷物が多くなりがち。外食もするとなるとさらに増えてしまいますよね。“荷物はとにかくコンパクトに”“必要なものだけを持ち歩きたい”私のリアルな「子連れ外食セット」をご紹介。3歳と1歳の子たちを引き連れ、数々の外食・旅行経験を通して選りすぐった7つのアイテムたち、参考になれば幸いです…!

子連れ外食&旅行に持っていきたいアイテム

お出かけ&旅行に必携!
子連れ外食の7つ道具

1エプロン

コンパクトにたためて、汚れてもさっと拭き取れるシリコン素材がおすすめ。使い捨ての紙エプロンを活用しても。

2カトラリー

子ども用カトラリーが置いてあるお店がほとんどですが、サイズが大きすぎたり、使いにくい場合もあるので使い慣れているものがあると安心。飲食店ではなくホテルの部屋で食事を済ませたいときにも活躍します。

3手口拭き用ウェットシート、紙ナプキン

食べこぼしたり、手や口を汚したり…食事の前にも後にも使えるので、あればあるだけ◎。顔も気にせず拭けるノンアルコールタイプを選んで。

4ふりかけ・レトルトカレー

子どもが食べられるメニューがないとき、慣れない環境で食べ進まないときに。旅先で助けられたことが何度もあるのでお守り代わりに持っています。

5フードクリップ

使いかけのふりかけや食べかけのお菓子の袋の口をとめておくのに重宝。大きめの紙ナプキンを首にふわっと巻いてクリップで留めれば即席のエプロンにも。

6ドリンクボトル

子ども向けの割れにくいカップがないときや、フードコートで食事をするときに役立ちます。コップ飲みに慣れていなかったり、こぼすのが心配なときはストローマグを。

7丸ごと洗える収納ポーチ

持ち物をポーチに一式まとめておけば、お出かけのときにそのままバッグにいれるだけ。テーブル上で汚れても濡れてもOKな素材、バッグの中でかさばらない薄マチタイプを愛用中!

子どもと一緒に行きやすいファミリーレストランはもちろん、時には子連れに勇気がいるレストランにも思い切って行ってみましょう。案外子どもは空気を読むもの…学ぶ力を秘めています。何よりよい経験、財産になるはずです。

kids-foodictionary #15外食・中食・内食
【がいしょく・なかしょく・うちしょく】

「外食」は、レストランや飲食店へ出かけて食事をすること。「中食」は弁当や惣菜をテイクアウト、デリバリーした料理を家で食べること。「内食」は家で調理したものを食べること。外食により子どもは社会性やマナーを身につけたり、非日常を体験することもできる。外食・中食は味が濃く、塩分・脂肪分が多くなる傾向にあるので注意する。

次回は8月29日(木)公開予定です。

Profile

すだもえ
ライター、上級幼児食インストラクター。Webマガジンの執筆、食育ツールの企画編集をはじめ、料理・パン教室講師、フードコーディネーター経験をいかし食の分野を中心に活動。2児の母。日々子どもの食事づくりに奮闘中。
Instagram: @kids_foodictionay

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